2018-11-29 第197回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
大臣、磨崖仏って分かります、磨崖仏。うなずいてくれればいいですけど。磨崖仏、分かります。そそり立つ岸壁とかあるいは岩に直接仏様を彫っている、ありますね。これ、実は全国の七割ぐらいが大分県にあるんです。それは、阿蘇の溶結凝灰岩など柔らかい岩、岩盤があるということもありますけど、もちろん仏教文化がかなり浸透していたということがあるんです。皆さん、臼杵石仏は御存じだと思うんです。
大臣、磨崖仏って分かります、磨崖仏。うなずいてくれればいいですけど。磨崖仏、分かります。そそり立つ岸壁とかあるいは岩に直接仏様を彫っている、ありますね。これ、実は全国の七割ぐらいが大分県にあるんです。それは、阿蘇の溶結凝灰岩など柔らかい岩、岩盤があるということもありますけど、もちろん仏教文化がかなり浸透していたということがあるんです。皆さん、臼杵石仏は御存じだと思うんです。
神教と仏教がともに共存共栄したという宇佐、国東半島地域というのが、磨崖仏とかいろいろなことで皆さん方御存じだと思います。こういったところを世界遺産に登録しようという動きがあるだけに、こういう文化的景観を保護しようという今回の法律、非常に私はタイムリーだなと思っている一人でございます。
むき出しの白い岩肌ですとか、また垂直に切り取られた岩壁などにも特徴がありますし、ここでの日本最古の磨崖仏のある大谷観音ですとか、あるいは高さ二十七メートルの手彫りでつくられた平和観音、大谷の平和観音と言われているもの、また地下の採掘場跡を利用した大谷の資料館など、かつては遠足や修学旅行の定番コースにもなっておりました。
世界に名立たる五十四メートルと三十八メートルの世界一の磨崖仏が、アフガニスタンのちょうど真ん中あたりにありますバーミヤンの谷にあるわけであります。これはすばらしいものでありますし、歴史的遺産、人類の極めて貴重なものである、こういうふうに言わなければなりませんけれども、これを壊すということを九七年に予告いたしました。
自分たちの中でもってある一つの公園をつくって、もともとは老人ホームがスタートだったわけですけれども、そこから施設をふやすと同時に、自分たちの土地の中にいろいろな——年寄りとか障害者というのは海外旅行に行こうと思っても行けない、行けないんだったら海外からそういうものを自分の土地の中に持ってきてつくってしまったらいいじゃないかというようなことでもって、中国の磨崖仏だとか万里の長城だとか、兵馬俑を千体ほど
それから大谷の磨崖仏の問題でございますが、これは御承知のごとくまことにりっぱなものでございまして、西に臼杵の磨崖仏あり、東に大谷の磨崖仏ありと言われるくらいりっぱな大きな作のもので、また内容のきわめて優秀なものでございましたが、御視察の結果、塑土が落ちており、また石がぼろぼろにこわれかけておる。